「まじりっけなしのニンゲンの女の子なんだ！
　僕らと違って暗いところではものが見えないのだから
　親切にするようにって先生仰ったよ。」

　　　　　　　　 ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
　　　　 　 　 (.＿＿_,,,... -ｧァﾌ|　　　　　　　　　　あ…ありのままあの時起こった事を話すぜ！
　 　 　 　 　 |i i|　 　 }!　}} /／|
　　　　 　 　 |l､{　 　j}　/,,ｨ//｜　　　　　　　『奴が教室のドアを開けたと思ったら
　　　　　　　 i|:!ヾ､_ﾉ／ u {:}//ﾍ　　　　　　　　いつのまにか先生の隣に立っていた』
　　　　　　　 |ﾘ u' }　 ,ﾉ　_,!V,ﾊ |
　　 　 　 ／´fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ　, ﾀ人　　　　　　　　な…　何を言ってるのか　わからねーと思うが
　　　　 /' 　 ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽﾄiゝ　　　　　　　　おれも何をされたのかわからなかった…
　　　　,ﾞ　 ／ )ヽ iLﾚ 　u' |　| ヾｌﾄﾊ〉
　　 　 |／_／　 ﾊ !ニ⊇　'／:} 　V:::::ヽ　　　　　　　　頭がどうにかなりそうだった…
　　　 /／ 二二二7'T'' ／u'　__ /:::::::/｀ヽ
　　　/'´r　-―一ｧ‐ﾞＴ´　'"´ ／::::／-‐ 　＼　　　　催眠術だとか超スピードだとか
　　 / // 　 广¨´ 　/'　　 ／:::::／´￣｀ヽ ⌒ヽ　　　　そんなチャチなもんじゃあ　断じてねえ
　　ﾉ ' /　 ノ:::::`ー-､___／:::::／/ 　 　 　 ヽ　　}
_／｀丶　/::::::::::::::::::::::::::￣`ー-{:::...　　　 　　　ｲ　 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

「がっこーの中でぼうしは取らなきゃいけないのにかぶってた！
あと、磯の香りがしたよ！」

「顔が丸くて鼻が赤くて中にあんこが入ってたのッ
　３じかんめの後にはお顔がなくなっちゃってたんだよ！」

「うん！パジャマ姿で点滴スタンドと一緒に教室に入ってきたの！
学校に通うのは初めてなんだって！たまに血を吐いていたけど、大丈夫なのかな…」

「オトウフって名前の子で、絵がとっても上手なんだ！」

「てゆーかね、温水洋一(本人)が来たの！」

「明らかにロボットだったよ！」

「同じ顔！同じ顔の子がふたりで来たの！双子なんだって！！
　そんでね、秋田のおばちゃんトコのよっちゃんともそっくりなの！！
　びっくりしちゃった！」

「まじりっけなしのニンゲンの女の子なんだ！
　ちょっとおいしそうだけど、かじらないよ。
　だって、トモダチになったんだ！」

とかのほうがインパクトあったかな…

「なんかね、すっごいフリフリしたスカートを履いてたよ！
上は普通なのに。あとね、なんでかなが〜い黒髪で片目を隠してたんだ。
彼女、見せてって言ってもちっとも見せてくれないの。
…だから、僕、コッソリ覘いちゃったんだ。
それで、気付いた。おかしいのは、隠れてる方の目じゃない…！！」

「ホントにホントにホントにすごいんだよ！！
　ゴム人間だよ！！ゴムゴムのピストルができるんだよ！！」